Book 2003 7 28

BANKRUPTCY 1995 by Harry E. Figgie, Jr.

1995年合衆国破産 H・フィギー・Jr.
訳者 竹村健一 クレスト社

 この本は、日本においては、平成5年4月10日に出版されました。
1995年に起きると予想された財政危機について、書かれた本です。
 しかし、1995年の危機は回避されたので、この本を、書庫に、しまい込みましたが、
イラク戦争後において、イラク駐留経費が、巨額になる見込みとなった現在、
また、この本の出番となりました。
 もう、この本は、封印したかったのですが、また、必要となるでしょう。
本の端書きには、こうあります。
「アメリカにおいて、
『聖域』と化した福祉予算、助成金のばらまき、
行政機構の肥大化によるコスト増加、
選挙での得票しか頭にない政治家。
これが、今のアメリカが抱える問題である。」

さて、「今」のアメリカは、どうなったでしょうか。

「私たちは文字どおり、借りた金と、借りた時間に頼って、
毎日を過ごしている」
1985年2月20日、ポール・A・ヴォルカー

「本当の財産とは true property」
 本当の財産とは、お金でも、土地でもありません。
本当の財産とは、本です。
 人生で、良書に出会えたら、それが財産となります。
親が貧しくて、子供に財産を与えられないならば、
子供に読書の習慣をつけさせるべきです。
読書の習慣が、子供にとっての財産となるでしょう。

人生で、良書に出会えたら、それが財産となります。
































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